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TOP  >  REPORT  >  2024.07.04 2024年度大瀧社長インタビュー

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2024年度大瀧社長インタビュー

パナソニック エレクトリックワークス社のアクセラレータープログラムの応募ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 社長の大瀧と申します。

-これまでどのような事業をされてきましたか?

パナソニックといえば、様々な商品をご想像いただけるかと思いますが、

実は 当社で一番最初にヒットした商品は 住宅用の電球の二股ソケットだったのはご存じでしょうか。

各家庭への電気のコンセントは電球用の一本分しかなかった当時、これを家庭内で分け合って、

アイロンなどの家電を使えるようにしたものです。今の言葉で言えばまさに「ライフハック」ともいえる商品でした。

私たちは、生活を改善するためのライフハック的なアイデアであった電球の二股ソケットを源流として、

電気設備の分野で住宅、オフィス、ホテル、商業施設、スポーツ施設など社会を構成するあらゆる“くらしの空間”で事業を展開してきました。

-今後どのようなビジョンをお持ちですか?

次の100年に向け、世界が大きく変わろうとしている今、

エレクトリックワークス社では、 「いい今日と、いい未来を電気設備から。」というスローガンを掲げ、

社会環境やライフスタイルの変化、多様化する価値観に併せて空間をアップデートし続け、

お客様に常に最大の満足と誠意を届けていきたいと思っています。

また脱炭素社会、次世代の働き方、災害への備え等、グローバルで社会課題に応え、

未来のために今日をあきらめるでもなく、今日のために未来をあきらめるでもない、

その両方を「電気設備」でかなえていき、世界に打って出るソリューションをみなさまに届けていきたいと思います。

-そのために必要だと考えることは何ですか?

そのために、常にお客様とつながり続け、継続的に価値提供できるような取組みや、

世の中の変化のスピードに対応した商品やソリューション、サービスをお届けすることを加速させることが必要不可欠と考えています。

自前主義にこだわらず、今までの価値観にとらわれない様々な視点やアイデアをお持ちのスタートアップの皆さんと一緒に

アイデアを磨きこみ、今までよりも一歩も二歩も進んだ「いい今日と、いい未来」を一緒に実現していきたく、 

エレクトリックワークス社として4年目の取り組みとなる、アクセラレータープログラムを開催いたします。

-今年で4回目ということですが、過去の取組の成果はいかがですか?
また、今年のプログラムの更なるチャレンジ要素を教えてください。

過去3年間の取組を通じて、全社的に少しずつ、オープンイノベーションに対する姿勢に

変化が生じていることを私自身も感じております。

まず、社会の変化やそれに対応する課題への意識が非常に敏感なスタートアップのみなさんと

共創活動を行うことを通じて、プログラム参加事業部門担当の社員の意識にも良い意味での大きな変化が生じております。

また、プログラムの成果発表をグループ全体の社員が視聴可能な形で配信したことにより、

関係する事業部門担当以外の社員にも、オープンイノベーションを行うことの意義や重要性が浸透してきていると感じます。

更に、プログラムに参加されたスタートアップのみなさんからも、エレクトリックワークス社に対し、

プログラム参加を通じて、想定していた以上の社員の熱意により自社の事業を加速させられた、

企業の枠を超えてひとつのチームとして動くことができたというご意見をいただいており、エレクトリックワークス社のブランドイメージ向上にも寄与していると考えています。

このような成果から、アクセラレータープログラムは継続的な活動として続けることに意味のある取組みだと考えています。

今年度は、昨年度と同様に各事業部門から共創したいテーマを募ると共に、全社的な観点や部門の重点分野から中長期のテーマに挑戦するテーマ設定を行った点が新たな特色となっています。また、これまでスタートアップのみなさんや参加事業部門から強い要望のあったエントリー時期の自由化により常設型プログラムとして更に発展した形でのプログラム運営を行い、より柔軟に共創活動を展開していく予定です。

これまで以上の共創成果が生み出されることを今から楽しみにしております。

-最後に、皆さんへメッセージ

私たちと同じように、今を豊かにするだけではなく、100年後の未来をも同時に豊かにするという強い思いを

お持ちの方々とこのプログラムを機に手を取り合い、「いい今日と、いい未来」を「人起点」で実現していきましょう。

ぜひ、多くの方からのご応募をお待ちしております。

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